10/01/17 17:00:04 b5IZcy3G
>>63のことだが
検察審査会の強制起訴制度がとんでもない改悪だと思うのは、
まず法適用の平等や法解釈の明確性が十分に保障されていないように思うし、
法解釈のあり方には高度な政治・経済・社会性が絡む問題も少なくない。
そういう大きな影響が出る微妙なケースをだれも責任を負わないブラックボックスにゆだねるのは危険だし、
おかしな解釈で起訴が起きて、それが社会的に影響が出た場合どうやって法解釈を修正するのか?
という疑問もある。
不当に起訴された被告を救うためだけのシステムならいいのだろうが、
現実は検察の不当起訴には何もできない。
むしろ悪徳ペンやゴンやマスコミが世論誘導して検察審査会経由で起訴されると
それが不当なものでも誰も責任を負わない制度だと思う。
検察適格審査会を立法や議会が大局的見地から判断できるように強化すべきで、
検察審査会は権限を大幅に変えて、被告を救うためだけの権限とすべき。
検察審査会改悪は検察の起訴独占批判を利用して法解釈適用の
悪徳ペンタゴン主導・マスコミ主導化・民営化・無責任化したという解釈もできると思う。
現在の検察審査会改悪には医療分野的にも懸念が出てる。
URLリンク(blogs.yahoo.co.jp)
>検察審査会法が改正されれば、全く別のルート、つまり医療の専門家の視点を
通さずに起訴されるルートが誕生するのです。
>福島県立大野病院の例でも分かるように、数の問題ではなく、1件でも不当な事例があれば、
それで医療は崩壊の危機に直面してしまうのです