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【異論暴論】正論4月号 民主党「亡国3法案」の危うさ
2010.3.2 08:22
私たちは日本を守りたい
永住外国人への地方参政権付与、人権侵害救済、選択的夫婦別姓制の3法案が、
民主党政権によって今国会でそろい踏みする可能性が高くなった。いずれも
保守系議員からは、「国家解体」につながると警鐘が鳴らされている。
衆院議員(自民党)の稲田朋美氏は「民主党政権の最大の問題は開かれた自由な議論が
まったくないこと」と述べ、「政策決定プロセスは不明瞭(めいりょう)で、
利益誘導型政治であることは明らか」と小沢一郎幹事長らによる「政治主導」の内実を
厳しく批判する。
ジャーナリストの櫻井よしこ氏は、3法案が人権尊重や人道重視、個の権利の確立などを
理由に推進されていることの欺瞞(ぎまん)、事実認識の誤りを鋭く指摘した上で、
外国人への参政権付与は「国を誤るもの」であり、人権侵害救済法案は、「人権」に名を
借りた「新たな人権侵害」を生みかねないと主張。夫婦別姓についても
「さらなる家庭の崩壊と社会基盤の液状化をもたらす」と、正面から待ったをかける。
自民党は亡国法案を阻止できるか-。櫻井、稲田両氏の舌鋒(ぜっぽう)は自民党にも
厳しい。(上島嘉郎)
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