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7 :果たして現実の検事にその自覚は?:2009/04/15(水) 17:26:10 ID:DstM5Ffh
国家=権力の危険性を論じるのに、国家=権力担当者である検事を好んでとりあげる
のは久利生公平が「持ってしまった権力」にどこまでも謙虚であろうとするからだ。
権力を持つ者は、それに従う人々に悪気もなくしたこと、よかれと思ってしたことが、
知らず知らずに彼らを抑圧してしまうことに敏感でなければならない。
教員が学生に、親が子供に、企業が社員に、上司が部下に、先輩が後輩に。
僕たちもまた様々な権力を持つ。僕たちに国家=権力への危機感が希薄なのは、僕たち
自身がもつ権力を自覚したことがないからかもしれない。
「HERO」特別編でも久利生公平は「持ってしまった権力」の義務への
「覚悟と自信」の「目」で、取調べ中の被疑者・滝田に言う
「滝田さん、俺、諦めないことには自信あるんですよ。
ご存知ですか?
この国の法律って、被疑者の起訴不起訴を決める権限は、
検察っていう組織じゃなくて、検察官個人に与えているんです。
これって結構とんでもないことなんですよ。
神様でもない、俺たちが、その人を裁判にかけるかどうかを
決めていいんですから。
でもだからこそ、俺たちは、相手がどんな立場の人でも、
周囲からどんなに同情されていても、
惑わされることなく、公正な目で、被疑者と向き合わなければ
いけないんです。
真実を、納得行くまで追究する。
それが俺たちの義務なんです。」