09/12/12 19:53:36 4ROyzubY
１１月１１日付 イギリスの「フィナンシャルタイムズ」
「Okinawa hovers at the negotiating table （交渉のテーブルの上で揺れ動く沖縄）」
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「８月の総選挙で圧勝した民主党は、普天間基地の問題をアメリカと交渉し直すと公約に掲げていたため、
日米関係は混乱し始めた。
中国の力が、さらに大きくなりつつある状況で、アメリカ政府はアジアで最重要な日米関係にヒビが入った
ことを悟られたくなかった。
しかし、日米関係を何よりも重要に考えていた自民党政権でさえ、今まで１３年間も実行できなかったのが
普天間飛行場の移設計画である。莫大な費用と環境への悪影響の問題で、このまま永久に実現できないのでは？
とも言われていた。
日本の新政権が、アメリカとの「より対等な関係」を作ろうと動き出したため、オバマ大統領を始めとした
アメリカ政府の関係者たちは、日本の新政権に対して「我々は我慢強く待ちましょう」と約束した。
しかし、ロバート・ゲーツ国防長官だけは、我慢強く待つことができなかった。
彼は、普天間飛行場の移転先を再考することに反対し、過去の合意案を迅速に実現するようにと発言した。
そして、海兵隊のために辺野古にヘリ部隊の基地を造らなければ、８０００人の海兵隊員をグアムへ移転
させる計画も白紙へ戻ると警告した。
（中略）
「アメリカの国防総省は、日本側がこの問題の決定を先送りしていることに対して苛立ちを見せ、
「なぜ日本政府は、過去に何度も沖縄に対してやって来たように、今回も強引に基地を押しつ
けないのか、まったく理解できない」と言っている。
確かに、日本政府は、この問題を最初から議論し直そうとしていることで、ことを面倒にして
いる部分はある。
しかし、沖縄がこれまでに受けて来た歴史的な負担は計り知れないので、民主党は名誉にかけても、
この問題の見直しをすべきである。」
普天間基地問題で「アメリカを怒らせた」を垂れ流すのは、産経、読売を筆頭に日本のマスコミだけ（笑）