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北尾吉考日記
『政権交代後の政治状況』 2009年12月04日
衆議院選挙で大敗を喫し野党となった自民党について、この数ヶ月間の状況を見ていますと、自転車事故を起こして10日間も表立っては党務を執行していなかった谷垣総裁は論外として、本当に情けないという一言に尽きると思います。
現在は「自民党に政権を託さずに、やはりあの時、民主党に政権を託して良かった」ということが良く分かるような状況になっていると私は見ています。
即ち政権政党であった時にはそれ程目立たなかった自民党の体たらくぶりが、政権を失ってよく見え出したということではないかと思っています。
今の自民党からは政党としての戦略というものが出てきませんし、野党として与党に対して物申すことも無く、一般の人が「次の参院選では、自民党に投票しようかな」と思うようなことが何一つ出てきてないのではないでしょうか。
そのように感じられる以上、やはり今年の夏に自民党が政権を失ったことは当然でしたし、国民の選択もある意味で正しかったという風に思わざるを得ません。
本来実力があるにも関わらず、衆議院選挙では偶々運悪く政権を失ってしまったということであれば、現在のような逆風の時にこそ、自民党には大いにその実力を発揮してもらいたいものです。