09/12/11 23:11:35 CI8ahyfA
>>882
同意
普通の環境で生活している日本人で、完璧なネィティブスピーカーになるのは不可能。
親が外国人、帰国子女などの環境には勝てません。
(勿論、流暢であっても内容の深い読み書き話す表現がどこまで出来るかは別の問題)
外国語学習は「取捨選択」が大切。
キャビンアテンダントがシェークスピアや論語、アラビアンナイト、
ドストエフスキーを原語で理解出来る必要は全くないし、
中国古典文学研究者がIT用語や貿易ビジネス用語に精通する必要性もあまり高くはない。
フィリピンで物売りが話す英語、中国南方の田舎で農民が話そうと努力する時の「普通話」、
こうした場面でコミュニケーションの難しさを痛感する人は少なくないでしょう。
もう一つ、よい例が香港。
香港でかなり教育水準の高い人は広東語を母国語にしつつも、
英語や普通話(香港人は「国語」と言う人が多い)も使える人が少なくない。
私の知人で広東語を母国語に、次に大学留学したアメリカ英語が第二言語、
普通話が第三言語、そして奥さんが日本人なので第四言語が日本語
(ちなみにその奥さんも英語が流暢で広東語も普通話も少しいける)
という強者がいるが、
彼の悩みはどれもこれも中途半端で、
深く物事を考える時に広東語と英語がちゃんぽんになったり、
広東語と日本語がちゃんぽんになったりするらしい。
彼と奥さんとの会話も英語がメインで時々広東語と日本語が混じる。
ジャパニーズイングリッシュに悩む日本人は思考のほとんどが日本語。
これは大変幸福な事なのかも知れませんよ。