09/11/30 00:46:11 wwPyJ8jt
>>312
>>309
>あの、ゆとり教育推進したの、日教組なんですがw
>そりゃ確かに民主党内を見ればゆとり教育撤回派が普通にいますよ。
ゆとり教育と>>309のレスとどのような関係があるのかわからないが、2004年に、当時文化庁文化部長だった寺脇研は、日本財団サイトで「「ゆとり教育」は時代の要請である」と題して次のように書いている。
「ゆとり教育」へと進む方向は、明らかに時代の要請であり流れです。
そもそも、こうした流れは、一九八四年に中曽根首相の主導のもとにできた臨時教育審議会(臨教審)で確立されました。
いまの「錦の御旗」は臨教審なのです。そこで「生涯学習」という理念が決まりました。
学校中心主義からの転換、教師による「教育」から生徒中心の「学習」への転換です。
この理念の延長にいまの教育改革がある。
ですから「ゆとり教育」の枝葉については否定できても、その根本理念を否定できる人はいないはずです。
ということで、当事者の言によると「「ゆとり教育」へと進む……流れは、一九八四年に中曽根首相の主導のもとにできた臨時教育審議会(臨教審)で確立され」たわけだ。
ちなみに、「臨時教育審議会」Wikipediaでは、
「それまでの教育政策は「文部省(教育行政)」対「日教組(教職員組合)」という二項対立的枠組みで議論されてきたが、臨時教育審議会によりこの関係構図が大きく変わり、官邸主導・政治主導の教育政策立案という新しい流れが作られた」
とある。
日教組が何を提起しようが、時の政権、文部省(臨教審も入るか)が認めない限り、あるいは国民の大多数が賛成しない限り(言い換えれば政権がひっくり返るほどの大反対が巻き起こると想定されない限り)、何も決まらないし、確立するわけもない。
「ゆとり教育」は三浦朱門の当時の発言を見ればわかる通り、当時の日本の支配勢力の意向(一部のエリート層以外(労働者層)は数学や物理などの知識は必要ないから、教育するだけ無駄)という考えと合致したから導入されたわけだ。