09/10/12 21:00:12 ftaAUtMr
じゃあ私は堀栄三の「大本営参謀の情報戦記-情報無き国家の悲劇」をお勧め。
当時の日本の組織的欠陥を見事に抉り出すと共に、国粋主義・精神主義に囚われない
精神主義合理的思考についても語っています。
他、酒井三郎の「大空のサムライ」やインパール作戦関係の手記を読ませて、
反応を見てみるのもいいかも知れません。これらの手記は生身の人間としての
一兵卒の立場から、旧軍とその背景にある国粋主義・精神主義に強い批判を滲ませています。
国家の指導者気取りで、空虚なイデオロギーや愛国心を弄びながら
排外的ナショナリズムを煽る愛国本とは対極に位置しています。