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JAL再生メンバーは小泉・竹中路線? チーム前原のフシギ
前原誠司国土交通相(47)直属の専門家チーム「JAL再生タスクフォース」が、
民主党政権最大のサプライズとなっている。
メンバーのほとんどが自民党の小泉・竹中構造改革路線の担い手だった人物で、
本来なら民主党から敬遠されるはずの人たちだからだ。前原氏はなぜ、彼らと手を組んだのか-。
再生機構は03年4月、金融機関の不良債権の抜本処理を打ち出した
竹中平蔵金融担当相(当時)の肝いりで発足した。
「竹中氏が当時考えていたのは、メガバンクは4つもいらないということだった。
東京三菱と三井住友は残し、みずほとUFJは米国の銀行に売り払うことを想定していたようで、
不良債権を半減させるノルマを課し、メガバンクを追い込んでいった。
銀行から切り離した不良債権の受け皿になったのが再生機構だ
生機構のメンバーは外資系ファンドでM&A(合併・買収)などの金融技術を磨いてきたプロ中のプロ。
彼らが小泉・竹中構造改革の実行部隊の一翼を担った。
そんな彼らが今度は、格差社会を生み出した小泉・竹中路線を真っ向から否定する民主党政権のもとで、
JALの再建を担うことになったのだ。
与党内には「前原大臣は何を考えているのか」とあっけにとられた向きも少なくない。
「前原氏に再生機構出身者をつないだのは、JAL再生タスクフォースのメンバーで唯一、
再生機構の出身者ではない奥総一郎氏だろう。前原氏と奥氏は京都大法学部の同期で、
国際政治学者の高坂正尭教授(故人)の門下生という仲。前原氏が考えるJAL再生計画は、
奥氏のアイデアとみられる」(財界関係者)
また、「竹中氏が会長に天下りした人材派遣会社パソナグループのオーナー、
南部靖之氏の秘書を務めていたのが前原氏の妻だった」(関係者)という。
民主党政権と竹中チームという不可解な組み合わせには、前原氏の人脈が絡んでいるようだ。
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