09/10/01 11:53:01 19jzGkVG
>>69
実は、その「コミンテルンの謀略」が本当に存在し成功していたら、日米開戦は防がれたとする論説がある。
田母神が必死に証拠として持ち出す「ハル・ノートを書いた男」の須藤真志・京都産業大学教授ご本人。
しかも当の「ハル・ノート―」の中にそれがちゃんと記されてるんだから面白い。
つまり、タモは自説補強に内容を都合よく摘まみ食いしてるだけ。
以下当該部分。
「結論的に言えば、ソ連の工作によって日米戦争が起こされたとするソ連陰謀説は、パブロフの証言を見る限り、まったく当たっていない」
「ホワイト=モーゲンソー案がパブロフたちの影響下に書かれたと断定しての話だが、巷間伝えられる『ソ連の陰謀説』は、まったく逆の、はなはだしい誤解をしたものである。
というのも、『陰謀説』とは逆に、ソ連の謀略が成功していれば、あるいは日米開戦は回避できたかもしれない、という歴史のイフが、そこにある程度の現実味を帯びて浮かび上がるからである」