09/12/09 21:49:15 K7joTOba
韓国生まれの難民子女、8割が無国籍状態
韓国で生まれた難民の子女のうち、約8割が無国籍状態であることがわかった。
難民は、人種や宗教、国籍、特定集団への所属、政治的意見の対立などにより
差別や迫害を受け、外国に亡命した人々を指す。
難民人権センターが9日に明らかにした難民統計によると、韓国国内の難民は
2008年末基準で2269人 (難民認定者101人を含む) で、17歳未満の難民は81人
(難民申請者65人、認定者16人) だった。統計は同センターが法務部に情報公
開を請求して入手したもの。
未成年難民の34.7%に当たる 28人 (難民申請者23人、認定者5人) は、4歳未
満の乳幼児または新生児と集計された。
難民人権センターは未成年難民の状況を無国籍、無医療、無教育、無関心の
「4無」と規定し、国家人権委員会が難民と難民申請者309人を対象に調査し
た「国内難民人権実態」も紹介した。
調査結果、韓国で生まれた子女の19.4%だけが、「自国大使館で出生登録を
行った」と答えた. 残りは「病院で発給した出生証明書しかない」(19.4%)、
「出入国事務所で外国人登録証発給、本人と同じ国籍で記載」(22.6%)、
「出入国事務所で外国人登録証発給、無国籍として記載」(9.7%) など、難
民子女のほとんどが無国籍状態だった。
難民人権センターは「出生地主義の国籍国からきた難民が血統主義の韓国で
出産すると子女は無国籍者になる。国内では難民子女に関する制度的装置が
不十分で、ほとんど支援を受けられない」と話した。
また、乳幼児や新生児の難民は必須予防接種はもちろん、粉ミルクやオムツ
などの基本的な支援も受けられずにいると指摘し、緊急救護活動が必要だと
強調した。
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