小沢一郎という政治家についてat SEIJI
小沢一郎という政治家について - 暇つぶし2ch258:名無しさん@3周年
09/10/13 11:28:19 yVEPfl+3
>>253

128 :無党派さん[]:2008/10/29(水) 01:43:50 ID:6i+vDrj8
小沢のすごいところが如実に表れたのは、やはり去年の大連立騒動だろう。
当時は一連の大連立騒動に、理解できないところがいくつもあった。
 その1 なぜナベツネや森元などフィクサー気取りの斡旋に乗ったのか?
 その2 政策丸呑みとはいっても自民党の目的が権力維持にあることは明白なのに、なぜ乗る?
 その3 民主党の幹部が賛成するわけもないのに持ち帰って諮ったのはなぜ?
しかし、今となってはこれが一石二鳥の素晴らしい謀略であったことがはっきりわかる。

逆に大連立騒動がなければ、どうなったか?
参院は解散できない以上、民主党からの切り崩しを与党は考える。
民主党のそれも参院民主から自民党への寝返りをどんな名目でも達成したい、
「政策を実現するにはやはり与党と協調するのが近道」という名目が一番使いやすい。
しかし、これを党首自らが試み幹部会で完全否定され代表辞任を表明するところまでいったことで、
逆に非常に使いにくい名目となった。

次に、膠着した国会の打開を名目に衆院を解散し、直近の民意を旗印に民主党を圧倒する戦略が考えられる。
しかし、福田の性格を考えると、総選挙は森元やナベツネの了解を得てからやるだろう。
森元やナベツネを大連立という餌にひきつければ、それだけ総選挙という選択肢は遠ざかる。
だからあえて大連立みたいなお手盛りのまずそうな餌をさも欲しがってるように思わせた。
彼らは小沢に脈があると感じ、結局選挙には踏み切れなかった。

小沢は他の民主幹部にそれを話していたわけではないと思うが、大連立を全力で止めにくることは恐らくわかっていた。
辞めるといったのもある意味本心だが、そこで引き留まることも実は計算に入っていたのではないか?

福田の場合には背後のうるさ方を誘導する大連立戦略、麻生の場合にはその稚気あふれる性格を逆に利用した。
そして、実際に起きていることは実は民主党の思惑通りの総選挙の先送り。
小沢は好きではないが、敵にはまわしたくないと多くの政治家が思う理由がここにある。


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