09/08/29 03:00:22 x3QrNTCB
>>227
人権保障の原則の下においては、生命の保障が原則であり、生命の剥奪=死刑は例外。
例外を主張する側が、例外が合理化される理由を主張立証する責任がある。
死刑が抑止力のあるものとして合理化されるためには、ある人を死刑にすることで、
どこの誰が犯行を思いとどまったかが具体的に証明される必要がある。
「どこかで誰かが犯行を思いとどまったはずだ」というだけの理由で
死刑が正当化されるなら、無実の人間を死刑にすることさえ正当化され得る。
>「雪男がいる」「いない」ということを立証しなければいけないのは、どちらだろうね。
当然「いる」と主張する方。
物事が「ない」ことの証明は不可能を強いるもので(悪魔の証明)
物事が「ある」ことを主張する側に立証責任が課される。裁判の基本原則。