09/08/07 22:40:37 rDrryQg1
小泉「改革」の青写真を描いた竹中平蔵は、数年前の著書で次のように
のべています。税制による所得再分配は、貧しい家の子が金持ちの子どもから
おもちゃを取り上げるようなもの。社会保障は「集団的なたかりみたいなもの」
その竹中氏は「構造改革」の意味を、「競争社会をつくり、弱い者は去り強い者
は残るということ」だと解説しました。
小泉はこれまでの「悪平等」を変えて「努力すれば報われる社会」にするために、
「改革が必要だ」と力説します。しかし、これまでの日本社会に、「悪平等」と
評されるほどの“平等”があったでしょうか。
しかも近年の格差拡大は、所得の多い世帯では自分の能力向上や子どもの教育の
ための費用も多く使えるが、所得の少ない世帯はそれもままならないというような
形で、格差を固定化し、拡大しています。
「努力をすれば報われる社会」という言葉そのものが、しらじらしい限りです。