09/09/27 02:10:12 r75YfT49
●日本の最低賃金が先進国中最低に
●日本の最低賃金全国平均は時給687円(2007年)
先進国の中でも、日本の最低賃金の低さは突出。
欧州先進国の最低賃金は、時給ベースで円換算すると1,000円を超えるケースが一般的。
英国やフランスは時給1200円前後の水準。
欧州諸国の最低賃金は、労働者の平均賃金46%~50%に相当(OECD=経済協力開発機構調べ)。
さらに、最低賃金を60%まで引き上げることを決めている。
日本の最低賃金は、平均賃金の32%に過ぎない。
つい最近まで、わが国とほぼ同水準であった米国も
連邦最低賃金が2009年夏までに四割強引き上げられ、
同時に低所得者、中小企業への反対給付として減税も行われる予定。
既に段階的に政策が実施されているので日本が先進国最低に。
また、連邦各州ごとに設定されている水準は連邦最低賃金を上回り、
最低賃金に違反すると6ヶ月の禁固か1万ドルの罰金に課せられる。(日本は罰金2万円以下)
欧州では、決定要件に企業の支払い能力はなく、
尊厳ある最低限の生活が確保できる額という概念が初めにありき。
支払えない企業は市場から退出してもらうという考えが基本になっている。
URLリンク(www.jri.co.jp)(日本総研)
賃金を為替レートと購買力平価とを勘案して他の先進国と比較しても日本が最低、
製造業では労働時間最長で賃金最低である事が明確に示されている。
(独立行政法人 労働政策・研修機構 2008年国際労働比較より)