09/06/22 04:06:13 SM8Wu71X
第9条…同じく支配者目線の文言。「公務員を登用し」ではなく、「公務員は登用され」であろう。
第10条…ネタかと思った。「法律に反しない範囲でのあらゆる自由」?
大統領令で自由を制限した場合、この規定は意味を失う。
第11条…文章が稚拙すぎる。「安い税金」「目指し」には失笑。創立者がいま味わっている惨めさの裏返しか。
第12条…「マスコミはその権力を」…失笑。まず、「マスコミ」や「マスコミの権力」の権力の定義をすべき。
法で規定できない無形の権力を制限しようとするということは、その機関を事実上葬ると宣言するようなもの。
創立者の本音が露呈している。よほどマスコミに叩かれて悔しいのであろう。
第13条…文章自体が地方を国家と比べ見下している。地方も国家の一部なのだが、対立概念と捉えるあたり、よほど統治に自信がないのか。
また「国家への責務」の定義がない。
第14条…第6条から第8条でめちゃくちゃ言っておきながら、ここで唐突に三権分立を謳う。
しかし前述したように、大統領のには行政権と立法権があり、司法権の独立は事実上存在していない。
第15条…改正も結局大統領の一存。極端な話、大統領が法律で自身の任期を無限にし、それに反対する法律を2週間無視し、仲介を拒否し、
憲法改正の国民投票の結果を無視すれば、恒久的に大統領独裁が可能になる。
第16条…トドメ。事実上、大統領の独裁を推奨している。
また財政、教育、環境にはまったく無関心だということがよく分かる。
結論として…憲法の規定としては0点。形式すら成り立っていない。
加えて創立者が持っている権力欲、支配欲、コンプレックスが読み取れ、創立者の卑しさが感じられる。
この規定では共感はおろか、理解すら得られないであろう。