09/05/14 23:10:29 FjTc2FUF
>>313
>寒いところで暮らすにはそうするしかなかったという説がある。
独特の衣装の装飾(デザインセンス)は、南方系の部族のものに多いものだそうな。アイヌのことを知ずに先入観なしで衣装のデザインセンスだけを見れば「寒い地方に住む人種」というイメージはまったくないのだそうな。
まあ、もっともアイヌ沖縄系の人間(既にこれだけで相当数の人種になるらしいが)は、日本列島の津々浦々に生存していた。
幾度となく大陸から様々な経路で日本列島に渡ってきたのだ。
朝鮮半島経由、揚子江経由で日本列島に上陸してくるため、北九州から中国にかけてがその玄関となる。
いわゆる“アイヌ沖縄人”が列島の南北両端に“分かれた”のも、そういった人種の流れというものがある。
そして、最後の最後にわたってきたのが白山江の戦いで敗走した百済人。
その少し前にわたってきたのがいわゆる和人。
和人の持ち込んだ疫病(和人には免疫があったらしい)に駆逐されてアイヌの総数はいくらかでも減ったが、実際、血統的には圧倒的多数の“アイヌに和人が取り込まれた”混血したという感じではなかろうか。
血筋ではアイヌが和人を取り込んだが、文化という面ではアイヌが和人に取り込まれた。
現状“アイヌ”というアイデンティティを持っている人間は、その和人化があとになっただけ。