09/04/25 01:02:35 HLaxRCAf
>>866
今の若い人にとっては、そもそもその「反抗」こそが
「痛い」「イタイ」「香ばしい」と映るわけでしょ。
自分と、あとはせいぜい彼氏彼女と、
その他は全て風景であるかもしくは風景としてすら歌には出ない。
宇多田ヒカルあたりを評するのに、「半径5メートルの(範囲だけしか歌詞に出てこない)歌」
なんていう言い方がされるけれども。
「無条件での自己肯定」が現在の歌には求められるのであって、
「自己を否定する大人への反抗」などはどうでもよろしいし、流行らない格好悪い。
スレッド違いの恐れがあるから具体例を挙げず簡潔に言えば、
レベッカ、中山美穂、南野陽子、そういう歌の中には
恥じらいであるとか、自分と相手だけではない「第三者の視線」とか、
そういうものも確実に含まれていたわけで。
鶏が先か卵が先か、歌が世の中をつくるのか、世の中が歌をつくるのか、
ということはあるにせよ。