09/04/23 09:15:50 TNeiRV9b
■■日本生命:1兆円の大半国内債に、株式1000億円増も-09年度計画
URLリンク(www.bloomberg.com)
日本生命保険は2009年度の運用計画で、1兆円を見込む増加資金の大半は超長期国債、事業債、
ABS(資産担保証券)など国内債券に振り向ける方針だ。株式などリスク性資産への投資は抑制
するが、超過収益も狙って、割安と判断すれば内外株式も積極的に購入、最大1000億円積み増す
ことも検討している。
☆日本の機関投資家は、日本の債権、株式を買えばよい。これは私が常々主張してきたことである。
日本の保険会社の多くは、相互会社であり、保険加入者が株主である。日本の安定は、最終的に
加入者の利益として還付される。長期的視点とマクロで見た場合、日本人が日本の保険会社に
加入し、保険会社は日本に投資する。これこそが日本の安定と発展を促進するものとなる。
☆日本の景気回復が遅れた原因の1つに、国内保険会社の崩壊と、海外保険会社への資金流出
がある。国内の保険会社は、主に国内債権、国内不動産、国内株式で資産を運用してきた。
この底支え資金が減少して、海外に流れたことで、国内の資金循環が破壊された。これが失われた
10年の本質的な問題点の1つでもあった。