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171 - 参 - 法務委員会 - 11号 平成21年06月11日
○近藤正道君
最後にちょっと申し上げますけれども、
アメリカではDNA鑑定によって死刑囚の冤罪がどんどんと証明をされてきております。
この法律が、イノセンス・プロテクション・アクト、無辜の不処罰法、これが制定されて、
先ほど百幾つなんて言いましたけれども、私が調べた限りでは、
〇八年までに二百三十八件が再審無罪判決を勝ち取っていると、こういうことでございます。
是非、日本でもアメリカのこの法律を参考にして、イノセンス・プロテクション・アクト、無辜の不処罰法、
こういう法律がやっぱり作られる必要があるんではないかというふうに思う。
私は、今ほどの飯塚事件、これは大臣が死刑を執行されたわけでございますけれども、
是非、大臣が、今の森大臣がそういうアメリカのこの法律と同じような法律を日本でもやっぱり準備して、
無辜の人が処罰されない、命を落とすことのない、そういう法制度を是非整えていただきたい。
※む‐こ【無辜】(「辜」は罪の意)罪のないこと。また、その人。「―の民」
「冤罪の恐怖・DNA鑑定、イノセンス・プロジェクト」
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◇アメリカの「イノセンス・プロジェクト」は、有罪判決を受けた被告人をDNA再鑑定によって
救済する非営利機構で、08年までに237人が再審で無罪判決を受けている。
死刑判決を受けた後、無罪が明らかになった事件は17件あるといわれる。
何とも、想像をはるかに超えた恐怖ではないか。イノセンスは英語で無罪・潔白を意味する。
イノセンス・プロジェクトは、無罪獲得を目指す企画といった意味だ。
アメリカでは、すべての死刑囚や懲役囚にDNA鑑定を受ける権利が法律で認められている
(イノセンス・プロテクション・アクト)。
日本も同じ問題を抱えていると考えざるを得ない。