09/03/07 10:22:13 5TWBqBK8
>>814
あのね、そもそも国家の構成員たる国民は周知の通り、民族ではないの。
であれば、民族統合などというものは確かに「政治的安定」を確保する機能をもつ一要素(あくまで政治的安定に役立つ一要素という点も注目してほしい)といえるかもしれんけど、民族が国家存立に関係あると強調するのはおかしい。
極論を言えばチョン公民族だって日本国民になりえるんだからね。
第一、民族を民族たらしめるものは何かについて説が様々だし(言語、宗教等いろいろある)、日本国民が天皇をどれだけ民族たらしめるものとして機能してるかも不確か。
また、社会契約説にもいろいろあるけどロックの社会契約説にはそのような人権侵害をなす政府に対しては寧ろ打倒することを許容する「抵抗権」なるものを認めるものだってある(これは「天皇を制度としている国家」に対する抵抗権といえる)。
そして、何よりいくら民族統合を主張しても君のいう主張は思想良心の自由に対する侵害を認めるものであり社会契約説に矛盾することは逃れられない