09/03/03 05:38:36 nB//Qb+C
>>515
経済学、人類学のイロハも知らないみたいだな
前近代の部族社会において雨乞いなどの宗教的儀式が実質社会的な利益をもたらす世俗的なものだったというのはそのとおりであるが、
しかし、それは有用性という概念とはまた違う。
実際、雨乞いをしても「役に立たない」のであり、当時の社会においてですら天文学やたとえばナイル川の治水などのための技術がこしらえられていたのだ。そしてそれは、一般大衆には隠されていた。
近代の特徴は、市民が教育を受けることで、科学的な考え方ができるようになったことで、物事の因果関係がわかり、それでもって自然を利用せん、と動いた点にこそ求めなければならない。