09/09/19 19:47:09 PlB5SKyB
つまり、法規制に反対するならば
それに見合うだけのカウンターを作らなければならない
それは、一人一人が差別を許容しないという意識とそれに起因する社会通念の構築ということ
それは、今までの日本では不十分ながらもそれなりに機能してきたいたから、新法成立の気運は高くなかったが
匿名ネットでの苛め、差別発言やそれに基づく示威行為が何のペナルティもなく行われるに至って
従来の日本社会の持っていた社会コードが崩壊しつつあるからこそ、新法の話が盛り上がってくるんだよ
法規制に反対する人間のうち、その部分を意図的に無視して
法規制は反対し、そして差別批判の空気醸成にも反対する、つまり、現状を放置、推進することを望む層がいるんだが
それは、意識無意識に関わらず「差別に加担、推進していること」に等しい(恐らく意図的に行っているのだろうが)
差別の定義、対象があいまいである、ということは高らかに批判し法規制には反対するが
その一方で、匿名ネットでの明らかな差別語を使った侮蔑に対して、批判的な態度を取らないとすれば
結局、「自由に差別発言させろ」というのと同じなんだよ
こういう、他者の人権(人格権、名誉権、尊厳)を踏みにじる一方で
自分の人権(匿名を隠れ蓑に差別発言を行う自由)を最大限に主張する人間は、少し議論をすればすぐに分かる
そういう人間は、単なる差別者とみなされてその意見は説得力は持たなくなる
他人を差別したい人間が、差別禁止の法律に反対するのは当たり前だけだからね
加害者(擁護)の立場で言っているに過ぎないから