09/02/04 09:56:52 M7cI0eNR
そもそも、社会風刺というか、政治や権力批判をブラックジョークを交えて話す話芸は伝統的な芸のひとつだろう。
これまでも、このジャンルにはずいぶんたくさんの芸人がいた。政党の委員長を捕まえて不謹慎かも知れないが、
とにかく志位和夫委員長の芸はかなりの域に達している。
「我々が提案している1兆円の緊急福祉予算。これに 『そんなこと言ったって志位さん、財源はどうするの?』 という人がいる。
アメリカに言われて、グアムに基地を作るのに3兆円。財界に言われて、大企業を優遇する減税で5兆円使っているのに、
1兆円なんて、国家予算50兆円の50分の1ですよ」
と、具体性で、観衆を「ふ~む……」と、うならせたかと思うと、
「先日、うちの母から朝の6時に電話がきたんですよ。こんな時間になにごとか? と思うでしょ。
そうしたら母は 『住民税が18万円も来ているのよ!』 と怒鳴るんですよ。
その後につづけて『アンタはなにやってんのよ』って……」
会場は大爆笑だった。
最後のオチがまた泣かせる。
「日本共産党は現在9議席。これが10議席になったら国会で党首討論に立てるんです。
必ず、おもしろいことを言いますから!ぜひ、プラス1議席。よろしくお願いします!!」
なぜ、こんなおもしろい人をテレビは放っておくのだろう!?
それが「共産党だから」だとしたらちょっと残念だ。