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「病気で仕事失った」49歳の元派遣社員が餓死:社会:スポーツ報知
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不況で「派遣切り」が社会問題になっているなか、大阪市住吉区のマンションで、元派遣社員の無職男性(49)が栄養失調で
死亡していたことが16日、分かった。14日にマンションの管理人が発見したもので、死後約1か月経過していたことが判明。
男性はひとり暮らしで、室内に残っていた所持金は90円だった。収入がなくなり、餓死した可能性もあるとみられる。
救いの手のない孤独死だった。大阪府警住吉署によると、男性が昨年11月からワンルームマンションの家賃を滞納していたため、管理人
が14日、警察とともに室内に合鍵で入室。上はセーター、下はスエット姿でベッドの上に寝転がった状態で死亡しているのが発見された。
行政解剖の結果、低栄養の状態で、胃の中は空っぽ。冷蔵庫の中にも何も残っていなかった。同署の担当者は「事件性はなく、現在、
詳しい死因を捜査中です」と話している。
男性は徳島県出身で、神戸市の派遣会社に2003年から4年間在籍。この会社によると、男性は07年3月に契約を更新せず、
辞めたという。マンション管理会社には「病気で仕事を失った」と話していた。
その後は、昨年2月に住吉区役所の生活保護窓口に相談したが、保護は受けられなかった。「仕事ができるような状態だったので、
仕事が見つからないようだったら、また相談にくるように言った」と市の担当者は説明する。
マンションの管理会社によると、男性は05年5月に入居。6畳で家賃は3万9000円だった。契約書には450万円以上の収入が
あると記していたが、昨年1月から5月まで家賃を滞納。その際、「銀行に派遣されて、コンピューター関連の仕事をしていたが、
病気で失職した」と話していたという。この時は実家と連絡を取り、支払ったが、昨年11月から再び滞納していた。
徳島に住む男性の兄(52)は昨年、仕事もなく体調もすぐれない男性に、生活保護を勧めたという。今回の知らせを聞き「まさか、
こんなことになるなんて…」と絶句した。