08/11/30 14:40:47 3LyqM5b2
憲法は、主権が国民にある、
つまり天皇の象徴としての働きも、国民がその主権を守るために利用するもの、でなければならない
そして、その意味での象徴は、たかだか、決められた国事行為を行ってくれる、その程度の存在であってくれれば良い、それが憲法の定めた天皇の機能なのです。
君主主義から国民主権主義への移行は歴史的にみて世界の流れである。
それは日本でも例外ではなく、敗戦による日本国憲法の成立により、主権は天皇から国民に移った。理論的に言えば、国民主権主義と君主制とは理論的には矛盾するものであるため、天皇制は廃止されてしかるべきであったが、種々の事情から天皇制が憲法上残こることとなった。
このようなケースは、イギリスをはじめ、ベルギー憲法(1831年成立)、日本もその一つといえる。