08/11/04 09:23:35 aG8w6MJ9
日銀が政策金利を引き下げ日本の市中銀行の資金をジャブジャブにする。
財務省は国債を大量に発行して、ジャブジャブになっている市中銀行から円資金
を調達する。財務省は資金調達した円を大量に売ってドルを買う。そしてどのドル
をつかってアメリカ財務省が発行するアメリカ国債を大量に買う。アメリカ
にドルが入り込み、アメリカ財政赤字が支えられるという話だ。
2002年から2004年までITバブル崩壊後のアメリカが低金利政策をとっても
ドルの価値が下がらなかった理由はこういうカラクリだな。
ようするに日本の市中銀行、日銀、日本の財務省の見事な連携プレーで
アメリカの財政とアメリカのドルを支えたというわけだ。
輸出産業が儲けたドルを円に替えてため込んだドルだけじゃなく、
このようなことが行われてた。
でそのお金はどこへいったか、イラク戦争への戦費だけじゃなく、
住宅へ向かったんだろうね。中国や英国もアメリカ国債とドルを支えた。
日本の外為特会、アメリカ国債の利払いで利益が出てるんだが、為替差損で
相当な含み損を出しているとは思うがね、これはまったく不透明。
小泉・竹中時代の為替介入はこれは植草氏が言うように追求していかねばならんのじゃないかね。