09/12/16 21:41:29 NZdDW6ST
■官房機密費も持ち逃げした麻生政権
第2の“真相”は「麻生政権は徹底した焦土作戦をやっていた」ということだ。
政権交代が確定した直後に2億5000万円の官房機密費を持ち逃げしたのが何よりの証拠である。
河村前官房長官は「答える立場にない」とモゴモゴしていたが、冗談ではない。
次の政権が使えるカネをなくし、ニッチもサッチもいかなくなるのを狙ったのは明らかだ。
「麻生政権は4回で総額132兆円の予算を組んでいます。
そのために国庫の有り金はもちろん埋蔵金まで取り崩し、定額給付金など理念のないバラマキに回した。
埋蔵金を“伝説のたぐい”と批判していた与謝野財務相まで、
14兆円の補正予算編成を口実に特別会計からカネを持ち出したのですからタチが悪い。
予算を事業化できない分は基金の名目で外に持ち出し、次の政権が手を付けられないように小細工も施した。
徹底した焦土作戦で国民の税金を食い潰したのです。
そんな政権だから官房機密費を持ち逃げしてもへっちゃら。
税金は国民のカネだという認識がないのです」(政界関係者)
麻生政権は、発足直後にリーマン・ショックの直撃を受けた。
“みぞゆう”の不況で大手企業の業績はガタガタになった。
法人税も所得税も大きく落ち込むのは目に見えていたのだ。
それでも、自民党は湯水のごとくカネを使った。むしろ不況を悪用して、これでもかと血税を浪費した。
金庫をカラッポにするまでは、選挙だって先送りしたのである。これほど無責任な政治もない。
政治評論家の山口朝雄氏が言う。
「自民党の政治家は国民の暮らしを考えたことなどないのでしょう。すべて私利私欲、党利党略。
政権が代わっても、国民の暮らしは変わらずに存在するのです。
自民党の面々にとっては知ったこっちゃないのかもしれないが、次の政権が困れば、国民も困ります。
想像力もなく、目配りもできない政治が許されてきたのは異常でした」
これほど汚れた政党は解体、消滅が当然である。(後略)