09/04/16 08:55:06 S0L/J+6x
>>290
■勘違いしてる人が多いが、今まで保険料の個人負担がなかった「被扶養者」というのは、例えば息子が現役でその被扶養者として扱われた人達のこと。
つまり、息子の稼ぎで生活費で楽をしておいて、さらに被扶養者ということで息子の保険料支払いで、自らは保険料を払わず保険給付を受けていた人達。
被扶養者にならず、1人あるいは夫婦で暮らしていた老人たちからすれば、これほど羨ましい奴らもいないわけで、不公平なことこの上ない。
それゆえ、被扶養者も、そういう単身老人世帯と同じように払い不公平を無くそうとしたわけ。
また、財税基盤が相対的に強固な大都市の多くは、低所得者を対象に独自の減免措置を行っていた。
つまり、同じ所得であっても、都会に住んでるおじいちゃん・おばあちゃんは負担が少なく、
田舎に住んでいるおじいちゃん・おばあちゃんは負担が大きいという状態になっていた。
同じ所得なのに、都会に住んでる人ばかりが有利なのは、不公平だった。
だから、今まで不公平に優遇されてた人達の負担が出てきたとしても、それが狙いなわけだから当然。
『後期高齢者医療制度で不満を言ってるのは、今まで不公平に優遇措置を受けた人。』
『これを批判するのは、「今まで通り不公平な制度を温存しろ」と言っているに等しい。』
つまり、後期高齢者医療制度を「うば捨て山」などと怒っている人が多いみたいだけど、彼らは、
「今まで通り、不公平な制度を温存して、俺たちを優遇し続けろ」
「田舎者の負担を軽減して、都会人の負担を重くするなど、許さん」と言っているだけ。