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麻生首相 解散「景気対策の後」 衆院選は消費税が焦点-北海道新聞(政治)
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麻生太郎首相は十三日、首相官邸で内閣記者会のインタビューに答え、衆院解散の時期について「予算など経済政策が実行に移される
条件が整わないと景気は良くならない。われわれの言う景気対策がきちんと実行できた段階」と述べ、二〇〇九年度予算成立後の経済情勢
などを見ながら判断する考えを表明した。
また「消費税を含む税制の抜本改革を第一に言わなければならない」と述べ、消費税増税を最大の争点に掲げる考えを強調した。
与党に指示した追加経済対策を実行するための〇九年度補正予算案編成については「いま具体的に考えているわけではない」と述べるに
とどめ、株価などの経済指標が上向いたかどうかは解散時期を直接左右するものではないとの認識も示した。
与党内では「景気対策実行後」とした首相発言について、補正予算成立に全力を挙げ、〇九年度予算成立後の今春解散には慎重姿勢を
示したとの受け止めも出ている。
ただ、安倍晋三元首相は十三日のテレビ番組の収録で「解散は補正予算を国民にみせ、成立させるかどうかも含めて総理は決断する」と
述べるなど、首相サイドには補正予算案を争点に掲げて今春解散の可能性を探る動きもある。七月の東京都議選と同時期の総選挙を避けたい
公明党幹部も「五月二十四日投開票に照準を合わせている」と述べた。
首相は自民党内の「麻生降ろし」の動向や西松建設の巨額献金事件の捜査状況、民主党の小沢一郎代表の進退などを見極めながら、月内
にも解散時期について一定の方向性を出す見通しだ。
今春解散を見送り補正成立を目指す場合は、七月の主要国首脳会議(サミット)や東京都議選後の任期満了選挙も視野に入ることになる。