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連続殺傷で野党とマスコミを批判 津島元厚相
2008年11月19日 17時37分
自民党の津島雄二元厚相は19日、元厚生次官ら連続殺傷事件に関し、
厚生労働行政を批判してきた野党やマスコミの論調に原因の一端があるとの
認識を示した。
津島氏は都内で記者団に
「厚労省の仕事の成果をほとんど評価できないような論評ばかり
行われている。その結果、不満を爆発させ、制度構築に携わってきた
人に対する理不尽な行為につながったとすれば、本当に残念だ」と表明。
その上で「そういう風潮をつくる上でマスコミも考えてもらいたい」
「責任があるのは『あれが悪い、これが悪い』という国会の議論」
などと、野党やマスコミに問題があると指摘した。
厚労省や社会保険庁については最近でも、年金記録不備、
厚生年金記録改ざんなどの問題が野党の追及で表面化し、
マスコミの批判を浴びた。津島氏はこれらの経緯には触れず
「事務方で一生懸命にやっている人に、ゆがんだ批判を
向けるのは良くない」と述べた。