08/09/28 01:36:11 VMQtu3s0
しばらくのぞかないうちに、随分スレが伸びてますね・・・。
中山発言のせいか、教育の話題も出てたようですし。
教育と言えば私がどうしても解せないのが「ゆとり教育」。
私はラムさんより下の(酒鬼薔薇や加藤智大とほぼ同じ・・・(ノД`))世代で、
早いうちから教育問題に関心を持ってましたが、95年頃までは「これまでの
詰め込み管理教育から脱却しよう」ということで「ゆとり教育」は随分肯定的に
言われていたと思います。
それが99年頃から急に和田秀樹辺りが「ゆとり教育のせいで子どもは怠け、
学力が低下した」と喧伝して、皆がそれにワーッと乗っかり、今では「子どもを
堕落させる悪魔の教育」と言わんばかりの言い草です。
(つい先日、ある年配の芸人が堂々と「今の日本には詰め込み教育が必要だ」
と言ってるのを観た時は頭を抱えました)
大方、多くの日本人が持つ「人間は厳しく管理してしごいて詰め込み、勉強も
労働も常に尻を引っぱたいてさせなければダメだ。ゆとりなど与えると怠けて
甘えるだけだ」という思考にピッタリはまったのでしょう。これはネオリベにも
相通ずる考えだと思います。
陰謀論は信じない私もこれはちょっと勘繰ってしまうのですが、ラムさんや
他の皆さんも、どう思われますか?
ちなみに私のような若造が言うのもアレですが、私はココでよく言われるように
「昔の日本人は思いやりある寛容な民族だったが、ネオリベがそれを破壊した」
とはちょっと思えません。
何故なら多くの日本人はネオリベが登場する前から「人間は厳しく管理して―」
「何でも自分で努力しろ。人に頼るな、甘えるな」の思考でやってきたと思う
からです(私の家族もそうですが、年配の方ほどこういう人が多いのは皆さんも
ご承知のことと思います)。
まとまりのない長文すみません。