08/06/30 16:52:30 VO9Y9S0E
デマではないが。
フジサンケイ帝国の内乱―企業ジャーナリズム現場からの蜂起
松沢 弘(著)
アマゾン書評より
「カネ儲けの手段として極右言論路線をとっているだけで、信念があるわけではない」と、
トップが自白しているフジテレビ・産経新聞グループの驚くべき実態が、そこで記者として働き、
論説委員までつとめた著者によって克明に描かれている。
グループの盟主・フジテレビの株主総会では、ガードマンや社員株主、自称弁護士らによる暴力が全てを支配し、
独裁者・日枝久会長の非民主的な議事運営で著者や報道被害者の声は圧殺される。
国民の共有財産全である電波を使って営業している放送局にあるまじき、その凄まじい実態がリアルタイムで報告される。
マスメディアの本質は「企業ジャーナリズムに過ぎない」と断言し、
「情報や言説を商品として儲けるだけの資本主義企業だ」と見抜く。フジテレビvsライブドア、朝日新聞vsNHKなどの裏事情もよく分かる。
フジサンケイグループに、ジャーナリスト・労働者として挑む著者の最高傑作だ。
「抵抗の青春」を体験した全共闘世代の鮮烈な復活が、ここに明示されている。