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不明の弁護士、遺体で発見 阪本の琵琶湖沖合
17日午前7時半ごろ、大津市下阪本一丁目の琵琶湖沖合約200メートルで、釣りをしていた人が「人らしきものが沈んでいる」と、
付近を捜索中の消防艇に伝えた。大津署が遺体を引き上げ、15日夕から行方不明になっていた京都市左京区上高野大塚町、弁護士岡田正男さん(54)と確認した。
調べによると、現場は水深約3メートル。岡田さんは水深約1・5メートルに藻が絡まった状態で沈んでいたといい、死因を調べる。
岡田さんは15日夕、琵琶湖で友人と乗っていたプレジャーボートから転落したとみられ、県警や消防が捜索していた。
岡田さんは、京都地検検事を退官後の1990年5月、京都弁護士会に登録。副会長などを歴任した。
国立宇多野病院アジ化ナトリウム混入事件の弁護人を務めるなど数多くの刑事弁護を手がけた。
最終更新:6月17日14時39分 京都新聞
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