07/06/02 02:08:29 jJSYr5e4
こんなズサンな法案を、これほど乱暴に成立させたのは、憲政史上初めてではないか。(略)
議会制民主主義の精神はカケラもない。参院厚生労働委でも、突然、質疑を打ち切り強行採決。(略)
「野党の質問封じは、議会制民主主義のルールを破ったばかりか、
国会答弁を求められた首相・閣僚は説明義務があると定めた憲法の国政調査権にも違反している。
野党議員の質問封じは主権者である国民をアタマから無視したことになり、断じて許せません」(明大名誉教授=岡野加穂留氏)
与党がこれほどメチャクチャをやる真相は明らかだ。
(1)これ以上野党に質問させたら法案のボロや、内閣の醜聞が追及されて成立が危うくなる、
(2)法案を強行採決しても国民は7月の参院選までに忘れるとタカをくくった……からである。
つまりは党利党略、与党のエゴだ。
国会審議がズサンなら、法案の中身も最悪だ。
一言でいえば、年金保険料が上がり、受給額は減る庶民イジメだ。
しかも、「現役世代の5割給付」「保険料固定」のうたい文句が大ウソだったことが早くもバレた。
「現行月1万3300円の国民年金保険料を1万6900円とする」。
これが「上限」(自民党のパンフ)と約束していたはずだが、
2017年度には2万860円、2027年度には2万5680円、2037年度には3万1610円に引き上げられることがわかった。
★年金給付5割どころか2割台も
給付水準50%確保もウソだった。「50%確保」は受給開始時のみにすぎなかった。
「モデル世帯」(夫:サラリーマン、妻:専業主婦)への給付水準は「50%」どころか40.2%まで下がる。
共働き世帯は31.7%、男子単身世帯は29%まで下がり、3割をも割り込んでしまう。(後略)
日刊ゲンダイ2004年6月7日号より抜粋 URLリンク(gendai.net)
■「消えた年金」一大争点に
なにせ社保庁が管理する年金記録のうち「持ち主」が確認できないのが
5000万件以上もあるのだからコトは重大だ。
URLリンク(gendai.net)
年金をもらうための基本データである保険料納付記録が消えてなくなり、
せっかく払った保険料がムダになりかねない事態が危惧されている。
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
自民党の悪政のせいで、ちゃんと保険料を払ったのに、年金をもらえなくなる人続出か!