10/03/23 01:19:08 qwnRdxcO
★「マンガ嫌韓流」で思い起こすナチス台頭の顛末
★ユダヤ人差別の無関心・放置がホロコーストに結びついた
書店に行ったら、「マンガ嫌韓流」というタイトルのムック本が平積みになっていた。
韓国と在日の朝鮮系や韓国系の人々に対する批判が、かなり刺激的に描かれている。
漫画の中の韓国人の描かれ方が、まるで劣等で醜い民族のようになっており、
はっきりいって人種差別表現以外の何ものでもないと思える。
恐ろしいことに、このシリーズは4巻まで出版され、最終巻には「在日の日本侵略が始まった」と題して、
外国人参政権問題を取り上げながらも、偏見と憎悪を煽り立てているような感じがする。
なぜ、こんなものが書店に堂々と流通しているのか。
ある意味、日本社会の品格を疑われかねない現象だと思う。
これは、ナチスが政権を掌握する前、ワイマール共和国時代のドイツの風潮に通じるものがある。
第1次大戦後のドイツで誕生した民主国家・ワイマール共和国は、敗戦の疲弊などもあって社会が混沌としていた。
そこにヒットラー率いるナチスが台頭した。
ナチスは反ユダヤ主義を掲げ、人々の憎悪を煽り立てて人気を得たと思われている。
だが、実際に当時の人々が反ユダヤ主義に強く傾倒していたわけではないことも事実だ。
むしろ、そんな差別主義に誰も関心を示さず、放置し続けていたことが
人類最大の虐殺「ホロコースト」に結びついたという説が有力だ。(後略)