09/02/13 05:06:55
>>108
＞株式や会社の規模からして、親と子の関係が成り立っていますが（大塚製薬が親）、
＞大塚グループの本流は大塚製薬工場である事から、社員間では大塚製薬工場の方を上に見たりします。
大塚グループのＨＤ化で一番ワリを食ったのは、大塚製薬工業。
ご存知の通り大塚製薬工業がグループの源流でＨＤ化以前は、
ここがグループ本社的な会社だった。
大塚製薬を始めとしてグループ主要会社の大株主・親会社だったが、
１９９９年に創業者の大塚正士氏が大塚製薬に大塚製薬工業の持株を
売却してから力が落ち始めた。
売上げは大塚製薬の方が何倍も大きいのだが、大塚製薬工業は親会社と言う
自負がありグループ社員もそう見ていた。しかし１９９９年に親子関係が逆
転し、さらにＨＤ化で完全にグループの一(輸液)部門に転落した。
この事でグループ社員の大塚製薬工業への見る目は、ほとんど冷めてしまった。
この為に大塚製薬工業の幹部社員の中には、一族が積極的に進めるＨＤ化に
対し複雑な感情を持つ者もいる。今までのグループ本社の社員だったと言う
自負がＨＤ化で消し飛んでしまったし、グループの他の社員も今までの様に
大塚製薬工業に対して気を使わなくなった者も居ると言う。
このような背景があるため大塚製薬工業は、大塚ＨＤ㈱に対して密かな反感
を持つ幹部も多い。かつての自分の位置に大塚ＨＤ㈱が居座り、横取りした
と感じるらしい。
また、逆にかつて大塚製薬工業から不快な思いをさせられた社員は、グループ
一部門に転落した大塚製薬工業を露骨に蔑む発言をする者もいる。
このようにＨＤ化はグループ各社の関係を複雑化させている面もある。
特に会社間の幹部社員の関係は、感情的にもつれている話も聞く。
大塚一族は、自己の財産の保全の為の経済行為であるという割切りがあるためか、
ＨＤ化には特にこれといった反応はない。資本家である一族はサラリーマンが持
ち易い地位への固執はあまり無かったようだ。