09/01/27 10:08:26
警備契約を結ぶ書店に閉店後侵入し、
図書カードを盗んだとして新潟県警捜査3課と新潟南署などは19日、
新潟市中野山7丁目、
警備会社「セコム上信越」(同市)の顧客サービス課長伊藤利一容疑者(38)=同日付で懲戒解雇=を窃盗の疑いで逮捕した。
同社契約先では3月以降、夜間に現金などが盗まれる被害が十数件続いており、県警は関連を調べている。
調べでは、伊藤容疑者は4月8日深夜から翌朝にかけ、
新潟市内の書店通用口から窓ガラスを割って侵入、
図書カード215枚(25万8000円相当)を盗んだ疑い。容疑を認めているという。
県警は、警備システムが作動しない通用口から侵入し、店内にあるシステムの電源を切ったとみている。
3月中旬から今月にかけ、市内の飲食店などで同様の被害が十数件発生。
いずれも警備システムが作動せず、同社は内部犯行の可能性があるとみて県警に届けていた。
セコム上信越は「警備会社としてあってはならないことが起こり、申し訳ない。再発防止に努めたい」と話している。