09/01/03 19:12:20
とある大手メーカーの面接
面接官「志望理由を聴かせてください」
俺「御社は前年過去最高収益を上げられておりますが、その支えとなっているのが
守りに入らない商品展開の積極性であり、またそれを裏付けする技術力の高さからだと考えています。
そのような企業で常に挑戦をしながらハイパフォーマンスの仕事をして行きたいと考えております。」
面接官「確かに前年は売上ものびたが、内部的には売上総利益率の改善や、営業利益率の改善など
相当な努力をしているのだよ。とくに固定費の変動費化に関しては厳しいものだった。
君はそういう改革をどう思うかね?」
俺「はい、御社のようなグローバルで活躍される企業にとって、収益構造の改革は急務であると思います。
一般的な感度としては変動費より固定費を改善する方が良いとされていますが、これには人件費の削減が避けては通れず
厳しいものです。その中で御社は厳しい経営判断を下され、ここに切り込んだことは非常に評価されるべきものだと考えております。
一時的に、退職給付費の増大で営業利益率が悪化しましたが、こんご十分な改善が見込まれる体質になったのではないでしょうか。」
面接官「なるほど、よく企業分析をしてるね。最近の学生は就職四季報やHPを見て企業分析をした気になっている学生が多くて
困っているんだよ、ゆとり世代というのだろうか。財務諸表すら読めずに社会人になれると思ってるのだろうか」