09/03/17 00:54:02 PxTkEyygP● BE:72372522-PLT(12132) ポイント特典
sssp://img.2ch.net/ico/anime_nurupo_ga_2.gif
鼻のクリップ「いびき軽減」根拠なし 公取委が排除命令
広告などで「いびきを軽減する」と表示して販売された、鼻に装着するクリップ状の商品が、実際には表示の効果に根拠がなかったとして、
公正取引委員会は16日、ピップフジモト(大阪)など3社の景品表示法違反(優良誤認)を認定し、再発防止などを求める排除命令を出した。
命令を受けた商品と業者は、同社のほか、グループ会社で東日本地区で販売を手がけたピップトウキョウ(東京)の「いびきクリップ」(約1500円)と、
キートロン(千葉)の「磁力クリップ」(1500~6千円)で、計3社の2商品が対象。
公取委によると、いずれの商品も鼻の穴を仕切る壁「鼻中隔(びちゅうかく)」をはさみ、「鼻輪」のように装着する商品で、
各社はウェブ上や商品本体に「刺激でいびきスッキリ」「いびきを抑制できます」などと軽減効果を表示。
ピップの2社は05年10月~今年1月に約24万個(約3億6千万円)を、キートロンは07年11月~昨年11月に約7千個(約2千万円)を販売していた。
公取委が表示の根拠となる資料の提出を求めたところ、アンケートだけだったり、全く提出できなかったりしたため、不当表示と判断した。
ピップフジモトは「回収を進め、再発防止に努めたい」、キートロンは「効果なしというのは納得できないが、命令は真摯(しんし)に受け止め、
すでに表示を修正した」と話している。
「合理的な根拠がない」として公取委が不当表示を認定する事例は増加傾向にあり、今年度は、デトックスによるやせ効果をうたった商品(昨年4月)、
シャンピニオンエキスによる消臭効果をうたった商品(今年2月)、携帯電話の受信向上をうたった商品(今月)に続き四つ目。(高田英)
URLリンク(www.asahi.com)