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「長男キレる」と案じた母親 「小説書きたい」と希望も
青森県八戸市の母子三人殺害事件で、亡くなった母親(43)は長男(18)を「キレることがある」と案じていた。
「小説を書きたい」。昨年十月ごろ、うれしそうに長男が話すのを聞いた自宅近くの喫茶店の女性店主は
「最近は前向きになったのに」と肩を落とした。取り調べに落ち着いた様子で応じているが、三人の殺害の
動機などはあいまいに供述しているとされる長男。心に何があったのか。
母親は二〇〇三年二月、親族が経営する飲食店を手伝うため、八戸市内の別の場所から事件現場となったアパートに転居した。
長男は四年前に中学校を卒業したが、休みがちだったという。」を「休みがちで引きこもることも多かった。
趣味で集めたナイフを二男(15)に突き付けたり、自宅に灯油をまいて火をつけようとした騒ぎもあったと、二男の友人らは証言している。
長男らきょうだい三人は近くの喫茶店で月一回ほど食事をし、長男はチキンカツをよく注文した。
三人はおとなしく、漫画を読むなど会話はあまりなかった。
母親は、十数年の付き合いがある女性店主に時折「長男がキレることがある」と漏らした。
女性は「長男が働きたいと言っている。仕事があったらいいなあ」と相談され、車の免許などを取らせればと助言。
だが母親は「お金もないし本人が取りたがらない」と話していた。
「最近気持ちが安定している」。長男は昨年十月ごろ、一人で店を訪れ、女性にこう話し「小説を書きたい。
今面白いことをしたためている。パソコンかワープロがほしいな」と打ち明けた。「書き終わったら見せてね」と言うと、すごく明るい表情で「いいよ」。
十一月、路上で長男に声を掛けると「少しずつ書いている」と元気に答えた。
女性が会ったのはこれが最後だった。
逮捕された際、多数のナイフを持っていた長男。女性は「明るく前向きになってきていたので(事件が)信じられない。
親族だったらもう少し見てやれたのに…」と言葉を詰まらせた。
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