10/04/17 23:20:59 z9UHnOdG
死。
自殺。
手首を切って血がドクドク流れて自殺。
パチンコを打つということは自殺をするということ。
俺が自殺。お前らが自殺。血。血だらけ。血まみれ。初めて
見る大量の血。自分の血。初めて体感する血の臭い。生臭い
血の臭い。自分の身体から出た血。怖くなって泣き出すお前ら。
恐怖のあまり小便を漏らして泣き叫ぶお前ら。―でも動脈は
パックリと切れている。血液はどんどん流れ出ていく。歯軋りしながら
のたうち回り「パチンコなんかしなきゃよかったパチンコなんかしなきゃ
よかった」とか絞りだすように呻き続けるお前ら。全ては後の祭。
鼻水と小便と血液にまみれながら芋虫みたいに這いずり回るお前ら。
薄れゆく意識の中でお前らは叫ぶ。「ああ。俺は本当はパチンコなんか
したくなかったんだ。でもする事が無いからしょうがなくパチンコを
してたんだ」と。―お前らは死ぬ寸前まで自分を誤魔化している。
する事が無いんじゃなくてやらなきゃいけない事から目を背けて
来たんだよお前らはよ。受験の時は逃げまわり、就職は縁故、会社でも
気持ち悪がられて恋愛なんかとても出来るはずもない。気づいたら貯金
もなく日陰の木造アパート暮らし。希望も未来も無くあるのはくだらない
パチンコの記憶だけ。無駄な人生。価値の無い人生。生まれて来てパチンコしか
しないで死んでいく人生。食われる事も無い養豚。―ただ寝て、食べて、
パチンコして一生を終えるお前ら。
――。
お前らの人生が終わった。お前らが死んだ。3週間後に汚らしい腐敗臭の
せいで発見されるお前らの死体。冷たい腐肉。年老いた両親と妹が淡々と
手続きを進める。―葬式。弔問客は会社関係者が2人だけ。お前らが残し
たものは何も無い。ただ寝て、食べて、パチンコして一生を終えたお前ら。
誰もお前らのことを思い出さない。誰もお前らのことを気にかけない。
そもそもお前らには友達も知り合いもいない。誰もお前らを知らない。
ただ生まれてパチンコだけして死んでいったお前ら。
お前らに生まれてきた意味は無い。