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一家は最初、千葉県北部の四街道市に住んでおり、その頃の同級生の母親が言う。
「●●さんは会計士で、息子さんは千葉市内の日能研まで通っていた。
年子の姉が千葉市の私立中に合格し、通学の便を考えて、奥さんの実家に一家で引越し、
その翌年には■■くんが開成に合格。そのまま向こうで暮らしていたようです。」
こうして敬遠されていた●●家だが、■■はどう見られていたのだろうか。
「背が高くて痩せていて暗め。毎朝6時40分ごろには家を出て、帰りは夜11時過ぎ
なので接点も少ないが、挨拶しても声はなく、目をこちらに向けるくらい」
が、遅い帰りには事情もあった。残されたブログによれば、東大理科II類をめざす■■は、
「鉄緑会」という東大受験塾に中一から通う一方で、硬式テニス部に所属。
「ひとつ間違えば周辺の家も焼けていたのに、●●さんは車できて燃え残ったものを
運び出すと、標札だけ外して、詫びの言葉ひとつなしに逃げていったのです」と、
近所の人の怒りは収まらない。
ところが、両親は警察にも「息子の逮捕を発表するな」と強く迫ったという。
実際、本誌に対しても少年の家族は、「関係ないんで」と言い切るのである。
「本質的な教育よりも、勉強させ、結果を出させることが愛情だと
考える親が集まるようになったのが今の開成であるのは確かです」
教育評論家の尾木直樹氏が訴える。
「生徒がこうした事件を起こした以上、記者会見を開くか、最低でも全校集会で事実を伝え、
また保護者集会で親御さんにも説明する責任があります。
学校は良いことも悪いことも共有して乗り越え、成長する場所なのに、教育者たる先生が
”臭いものに蓋”では、生徒たちの成長に確実に悪影響を及ぼします。
今の開成には、教育という観念が抜け落ちていると思います」