09/09/30 11:47:33 PxPD3aGk0
神奈川に限らないが
戦前は、どこも官立が圧倒的に強い。
官立中学に落ちて、仕方なく私立に行くというのが普通だった。
たとえば麻布も旧制一中(現:日比谷)などを落ちた子がほとんど。(当時は麻布>>開成)
※ちなみに戦前一番難しかったのは、7年制の「旧制東京高校」(現:東大付属中高&東大教養学部)
7年制高校は、中学5年+高校3年(計8年)を一貫教育で7年に短縮する
今の中高一貫校に相当するエリート養成校。
旧制東京高校は、一般の学生よりも1年早く修了するにも関わらず
8割以上が東京帝大に進学していた。
神奈川は、戦前、旧制一高や海軍兵学校など難関校への進学実績がある私立は
浅野と関東学院のみ。
神奈川で私立伝統校(男子)と言えるのは、この2校くらい。
(栄光、聖光は戦後の設立)
逗子開成は、できた当初(第二開成)は、まずますのレベルだったが
(体を壊した東京の開成に通っていた生徒が静養を兼ねて転校など)
その後、学校紛争がたびたび起き
大正中期には、すでに落ちぶれていた。
戦後も、中学の募集を長らく中止しており公立高校の滑り止めに甘んじていたが、
徳間氏のてこ入れで中高一貫進学校へ再興した。