09/07/04 13:50:04 OTNsVkiE0
都立完全復活のためのシナリオ
内申を考慮した合格判定基準を中心に据えた、現在の都立の受験システムが継続される限り、
難関大合格実績をこれ以上伸ばすことは難しい
現在の都立復活の第1ステージは、内申不問の特別枠(定員25+追加26)によるところが大きい
難関大現役合格者の推移は、改革前より大幅に改善したものの、ここ数年30人前後で落ち着いて
おり停滞していることは事実
特別枠10%(実質20%)の今のシステムでは生徒のレベルが2局化して、この一部の層が難関大合格実績
に貢献しているだけで、全体のレベルアップに繋がっていない
推薦でオール5の生徒を2割も取ったり、内申に3割も配点している現状の受験システムでは
優秀層の多くが早慶附属校はもとより、MARCH附属にまで流れてしまっている現状を変えられない
そもそも中大附属と都立トップ校が、偏差値で拮抗している事自体、何か間違っている
都立復活の第2ステージ(難関国公立現役50人以上)に移行するには、新たな仕掛けが必要だ
オール5(実技まで入れて)の生徒はいらない 高校入学後、授業について行くのに精一杯で
残念ながら、大学合格実績に寄与していないのが実態なのだから
全ては、高校入学時に、如何にして、優秀な生徒を集めるかに掛かっている
このためには、以下の思いきった施策(特別枠の拡張を目的とした)が必要
1. 推薦枠の低減・撤廃 : 20%→10%→撤廃
2. 内申比率の低減・撤廃 : 30%→20%→10%→撤廃(特別枠100%と同じ)
3. 入試科目の低減 : 5科→3科(現在の都立標準問題の理社の試験は全く意味がない)
もちろん、これらの施策は当面、進学指導重点校のみに適用すればよい