09/06/30 21:37:46 FYwvhuCn0
日比谷の早慶は西と肩を並べる実績なのに、難関国公立は西に大きく水を開けられている理由は特別選考枠の配分にあり
西が5科均等配分なのに対して、日比谷は3科の配点を他の2倍にしている3科偏重型
これにより、この春の入試でも、理社各50点程度でも特別枠で日比谷に合格したケースあり(大手私学塾調査より)
更に、特別枠1割(一般入試枠254人中の特別枠25人)の他に、補欠26人をこの特別枠と同じ評価方法で決定している
結果として、推薦合格63人を加えた全合格者343人中の51人(14.8%)が、3科偏重型での入試合格者となる
これにより、早慶附属校の押さえとして西より日比谷が重宝されて、特にこのタイプの受験生に人気が高い
サピックス(早慶附属ご用達の進学塾)の偏差値ランクで、日比谷が有り得ない程高い所に位置しているのはこの理由による
学校説明会で、校長先生が日比谷では入学時半数、3年次でも100人が東大を第一志望としていると言っていたが
裏返すと、日比谷に入ったばかりの生徒の半数は初めから早慶狙い(3科型)という証拠にもなる
ちなみに、戸山も日比谷程ではないが、3科偏重(1.5倍)型であることが、難関国公立実績に比較して
早慶比率が高いことの理由、として説明がつく
なお、八王子東は、都立トップ校には珍しく、特別枠すら設けていない
これは早慶附属校の生徒を敬遠しているというより、そもそも地域柄その需要もないのだろう
この結果、八王子東は、難関国公立に対して早慶比率が顕著に少ない結果となって現れている
だから、どこが良くてどこが悪い、という話ではない
都立って 同じようでこんなに特色があって面白い
三つ子の魂百まで、ではないが、入った生徒の素養が大学受験の結果にそのまま現れていることは確かだ
日比谷が、今の難関国公立の合格実績に満足していないのなら、現在の特別選考枠の得点配分の再考を検討する必要があるのかも知れない