09/03/16 21:02:20 6biJzN3Q0
>>401
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孫正義が泣いた。
96年2月。毎日新聞社が前の年に活躍した経営者に贈る「毎日経済人賞」を受賞したときのことだ。
その授賞式のスピーチで彼はこう話したという。
「幼いときにリヤカーに座っていました。
ぬるぬるして気持ちが悪かったんです。
今は亡き祖母がリヤカーを引っ張っていました。
近所から残飯を集めて豚の餌にするんです。
ぬるぬるして・・気持ち悪かった。
がんばっていたのです・・・・。私もがんばって・・・。」
孫は声を詰まらせ涙ぐんだ。
彼が公の席で、こうした顔を見せるのは初めてのことだった。
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本書は、孫氏の不遇な少年時代から筆を起こします。
ベニヤ板とトタン屋根のバラック小屋の周りに豚の鳴き声が絶えず、
悪臭に包まれるような劣悪な環境に生まれた孫は、
幼少時に受けた差別をきっかけに、
在日韓国人三世という出自を隠した少年時代を送ります。