08/10/16 09:35:14 PX9eYU+90
真剣な話、教員免許を取るのは大変な苦労をともなう。
社会科の場合、高校地歴・公民、中学社会の3つは、最低限取得するのが常識となっている。
それがないと、まず私立中高は相手にされない。まあ、170単位は覚悟しといた方がよい。自分の周りはみな、200単位以上取っている。
普通に大学を卒業するだけなら、普通は126単位でよい。まあ、卒業するだけのやつより、1.5倍は授業に出なくちゃならない。
理系も理科は、実験が大変だと聞く。数学なんかが一番楽そうだな。倍率も低いし。しかし、地方の社会科なんかは、相変わらず厳しい現状だ。
教員採用試験結果《高等学校》 【北海道】
・日本史
受験者 合格者 競争率
H17 154 1 154
H18 127 1 127
H19 98 0 ―
・国語
受験者 合格者 競争率
H17 210 5 42
H18 184 2 92
H19 146 1 146
URLリンク(www.tokyo-ac.co.jp)
静岡県高校教員採用試験 倍率
日本史 政経 生物
18年度 122.0倍 76.0倍 62.0倍
19年度 93.0倍 78.0倍 73.0倍
20年度 86.0倍 64.0倍 56.0倍
URLリンク(www.tokyo-ac.co.jp)
駅弁教育学部が教員採用試験にまともに通用するのは、小学校だけ。
中学レベルになると難しいし、高校はほとんど無理。
駅弁最上位の岡山大学教育学部だって、286人の卒業生中、小学校は40人、中学5人、高校に至っては1人しか採用されていない(公式HPより)
もちろん企業に行くやつも、院に行く者もいるが、それでも300人近い中で、中高の教員に正規採用されたのは、6人しかいない。
教員採用試験が簡単になったと言っても、それは都市部の小学校の話でしかないのだ。