08/07/10 22:59:38 0ZJRlJ+90
僕は広島城のお堀の脇道を歩いていて、ときどきニタッと笑うことがある。
「ああ、自分は広島御三家の雄、修道高校のOBなんだ」と思うと、嬉しさがこみ上げてくる。
超難関・高倍率の入試で合格を勝ち取ってから20余年。
修道中学に合格したときのあの喜びがいまだに続いている。
「修道中学高等学校・・・」・・・・・
その言葉を聞くと、僕は自然と身が引き締まります。 修道を巣立った先輩方に恥じない自分であっただろうか・・・・。
しかし、修道を巣立った先輩方は僕に語りかけます。
「いいかい?伝統というのは自分で作り上げていく物なのだよ」と。
僕は感動に打ち震えます。
「そして君は栄えある修道のOBなのだ。修道が君に何をしてくれるかを
問うてはならない。君が修道に何をなしうるかを問いたまえ」
僕は使命感に胸が熱くなり、武者震いを禁じえませんでした。
OBの国政選挙の度に送られてくる投票依頼の葉書。
校舎の立替の度に送られてくる寄付金の依頼。
嗚呼なんてすばらしき学園哉。 知名度は日本一。人気、実力すべてにおいて並びなき王者。
先輩たちの残した数々の素晴らしい実績。余計な説明は一切いらない。
修道学園に行って本当によかった。
修道学園に入って本当によかった。
学費を工面してくれた両親に感謝します。
有難う、お父さん、お母さん。
今も手元に残る修道中学の受験票。
僕の心のトロフイーは修道中学高等学校に入学したということなんです。