08/12/30 15:43:28 +JgTj4wc0
いやいや少なくとも俺のときは完全に予備校的校風だったよ。
テストの回数もやたらと多く、ご丁寧に席次1番からビリまでの
氏名入りのプリントまで配布されていた。
当時では珍しく、テスト席次もコンピュータ処理されていて、
学年何番だと何処の大学だと合格率がどの程度だということも教えてくれたしね。
授業内容は完全に大学入試を意識したものだった。
高3の授業は大学入試問題を繰り返し解くことに専念していた感じ。
巣鴨の良くなかった点を挙げると、授業内容や進度をトップの生徒に合わせていて、
中下位の生徒は完全に無視して切り捨てていたことだ。
要するにとにかく東大合格者を増やしたいという学校の戦略があからさまに実行されていた。
あと、自由とか自主性というのもが全くと言って良いほど無かったことだな。
とにかく学校の言うことには絶対服従で規律は特に厳しかった。
ただ、人間とは怖いもので、この規律の厳しさにも慣れてしまうもの。
卒業後、世間に出てから改めて巣鴨の厳しさに気づくという有様だった。
この点において、巣鴨卒業生は多少世間のリハビリが必要かも知れない。
他の卒業生がどう思うかは知らないが、俺自身、巣鴨は余り良い学校とは思えないな。
ただ、大学受験に向けてスパルタで予備校的な教育を望むのなら、巣鴨がピッタリの学校だと思う。
でもそんなことを望む親はダメだと思う。